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経歴

田代藍 (たしろあい) 環境学博士
主な専門:健康地理学、環境疫学
所属: 京都大学大学院人間・環境学研究科 学術越境センター(兼担:人間・社会・思想講座)
職位: 特定准教授
2011年の東日本大震災(GEJET)は私がアカデミックの道に進む大きな転機でした。GEJETの経験から得た私の経験と洞察をもって、アカデミックの領域から社会貢献をしたいと強く思うようになりました。現在は、環境による健康の決定要因(EDH)の機序の解明と予期せぬ甚大な気候変動や自然災害が多発する日本を含むアジアの、持続可能なプラネタリーヘルス(人と環境の健全性確保)の方策を模索しています。

学歴

中央大学経済学部国際経済学科(2011年~2014年)(3年の早期卒業)
環境経済とグローバルヘルスのゼミに所属
東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻修士課程(2014年~2016年)
土木衛生学の研究室に所属
東北大学大学院環境科学研究科先端創成学専攻博士課程(2018年~2021年)
都市環境・健康地理学の研究室に所属

職歴


2016年  国立保健医療科学院健康危機管理研究部 非常勤職員 2017年  千葉大学予防医学センター 技術補佐員 2017年  東北大学大学院環境科学研究科 学術研究員 2021年  徳島大学大学院医歯薬学研究部医学域 助教 2022年  東京大学教養学部附属教養教育高度化機構 特任助教 2023年  東京大学未来ビジョン研究センター 特任講師 2024年 京都大学大学院人間・環境科学研究科 特定准教授     現在に至る
 

教育歴


2021年度 
  • 公衆衛生学講義・徳島大学医学部  (前期集中)
  • 公衆衛生学演習・徳島大学医科学研究科、医学部(通年)
  • 社会医学実習 ・徳島大学医学部 (通年)
2022年度
  • 環境と健康・徳島大学全学教養科目(前期)
  • 全学自由研究ゼミナール「SDGsを通した健康のための災害と気候変動適応策の検討」・東京大学教養学部セメスターA1
  • 気候と社会・東京大学教養学部セメスターA(コーディネーター)
2024年度
  • 研究を他者と語る・京都大学大学院人間・環境科学研究科
  • 学術越境研究計画1・京都大学大学院人間・環境科学研究科
  • 学術越境研究計画2・京都大学大学院人間・環境科学研究科
 

学術表彰等


  • 東北大学大学院環境科学研究科奨学賞 2018年12月
  • 第76回日本公衆衛生学会総会最優秀口演賞, 佐々木由理, 相田潤, 辻大士, 宮國康弘, 田代藍, 小山史穂子, 松山祐輔, 佐藤遊洋, 近藤克則, 社会的サポートは被災後の高齢者のうつ発生を抑制するか-JAGES 2010-13縦断分析-, かごしま県民交流センター. 鹿児島, 2017年10月.
  • 第76回日本公衆衛生学会総会口演賞, 田代藍, 近藤克則, 辻大士, 佐々木由理, 地域のソーシャル・キャピタルと高齢男性個人の喫煙との関連,かごしま県民交流センター. 鹿児島, 2017年10月.
  • JICAグローバル教育コンクール入賞 村田萌, 田代藍, 堤内杏奈, 田中史弥, 川浦千晶 「つながり」2014年2月.
 

奨学金等


  • 2011-2013年 三菱復興支援財団復興支援奨学金
  • 2011-2013年 中央大学経済学部授業料全額免除
  • 2012年 中央大学経済学部白門奨学金
  • 2013年 中央大学経済学部創立百周年記念奨学金
  • 2018-2021年 東北大学学際高等研究教育院博士研究教育院生
 

競争的研究費(PI)


  • 2018-2021年 東北大学学際高等研究教育院博士研究教育院生研究奨学金「グリーンインフラ整備による生活再建と健康との関連」
  • 2019-2020年 公益財団法人都市緑化機構 調査研究活動助成「グリーンインフラによる被災地沿岸域の水環境保全と管理強化プログラムの開発」
  • 2021-2022年 公益財団法人クリタ水・環境科学振興財団 国内研究助成 自然 技2 「水域を活用した生態系インフラを導入するための意思決定支援ツールの開発」
  • 2021-2022年 科学研究費助成事業(研究活動スタート支援)「水害リスク対応策としての生態系インフラが地域住民の健康に与える経済価値評価」
  • 2021-2022年 公益財団法人都市緑化機構 調査研究活動助成「水都における生態系インフラが地域住民の健康に与える価値評価」
  • 2023-2026年 科学研究費助成事業(若手研究)「ヘルスツーリズムは地域振興の打開策になるか?:被災地沿岸環境と健康の便益評価」
  • 2024-2026年 公益財団法⼈稲盛財団 稲盛研究助成「変容する新コモンズ管理論の構築:田んぼダムの意思決定に関する実証研究」
  • 2024-2028年 徳島県受託研究「生産者の田んぼダムの管理と健康・well-beingに関する研究」
 

社会貢献・委員歴等


  • 2015年 青年海外協力隊(短期派遣)トンガ 
  • 2018年 Global Environment Outlook for Youth, Asia Pacific, UNEP, Contributing Author 
  • 2021年―2022年 IPBES scoping report for the IPBES business and biodiversity assessment., IPBES外部評価委員
  • 2023年2月―現在 Frontiers in Public Health, Review Editor
  • 2023年―2024年 オーストラリア国際問題研究所 Disaster Resilience Program
  • 2023年―現在 防災公園とまちづくり共同研究会(都市緑化機構), 特別参与
 

スキル


 
 

その他